健保組合からのお知らせ

令和8年4月19日付で健康保険組合理事長に就任いたしました、太田智之です。理事長就任にあたり、一言ご挨拶申し上げます。
当健康保険組合は、設立以来、被保険者ならびにご家族のみなさまの健康の保持・増進を基本使命として、医療保険給付事業および各種保健事業に取り組んでまいりました。これまで組合運営に携わってこられた歴代理事長をはじめ、関係者のみなさまの長年にわたるご尽力に、心より敬意と感謝を申し上げます。その歩みを引き継ぐ立場として、改めてその責任の重さを感じているところです。
さて、我が国の医療保険制度を取り巻く環境は、医療技術の高度化や医療費の高額化、さらには加入者構成の変化などを背景に、年々厳しさを増しています。医療費の伸びは制度全体における大きな課題であり、各健康保険組合においても、安定的かつ持続可能な制度運営が強く求められています。
このような状況の中、当健康保険組合においては、適正な保険給付を確保することに加え、疾病予防および重症化予防を軸とした保健事業の一層の充実が重要であると考えています。生活習慣病対策をはじめ、特定健診・特定保健指導の着実な実施や、健康に関する情報提供などを通じて、被保険者およびご家族のみなさまが日常生活の中で健康づくりに取り組める環境づくりを進めてまいります。
これらの取り組みを実効性のあるものとしていくためには、加入者のみなさま一人ひとりがご自身の健康に関心を持ち、主体的に行動していただくことが何より重要です。また、事業主をはじめ、関係各位のご理解とご協力が不可欠であることは言うまでもありません。
今後も、みなさまの声に耳を傾けながら、時代の変化にも的確に対応し、健全で信頼される健康保険組合の運営に努めてまいります。引き続き、当健康保険組合の事業運営に対し、温かいご支援とご協力を賜りますようお願い申し上げます。

子ども・子育て支援金制度とは
子ども・子育て支援金制度は、社会連帯の理念を基盤に、子どもや子育て世帯を全世代・全経済主体が支える新しい分かち合い・連帯の仕組みです。
いつから?開始時期について
- 子ども・子育て支援金は令和8年4月分保険料(5月納付分)より一般保険料・介護保険料と合わせて徴収されています。

- 納入告知書(請求書)には、第3の費目として子ども・子育て支援金が追加されました。

※健保組合は、子ども・子育て支援金の代行徴収的な位置づけになります。
何に使う?支援金の使途は
- 支援金を財源として、国がこども未来戦略「加速化プラン」の取り組みを実施します。
- 加速化プランとは、我が国の少子化対策を促進するための、児童手当の拡充を含む、さまざまな給付の拡充などの施策のことです。
<加速化プランの施策>
- 妊婦のための支援給付
- 出生後休業支援給付率の引き上げ
- 育児時短就業給付 など
いくら支払う?どの程度の負担感か


<各年度における支援納付金の総額>
令和8年度 …約6,000億円
↓
令和9年度 …約8,000億円
↓
令和10年度 …約1兆円
- 負担率(支援金率)は、令和8年度0.23%からスタートし、令和10年度には0.4%程度に段階的に上がることが想定されています。
- ただし、国が令和10年度に支援納付金の最大規模を決めているため、今後、健康保険料や介護保険料のように右肩上がりで増え続けることはありません。
- 健保組合と協会けんぽには、国が一律の支援金率を示すこととなっています。

監修:中 篤子 小児科医 畑小児科 院長
病院にかかった場合、医療費の自己負担割合は、就学前は2割、就学後は3割で、残りの8割または7割を健保組合等が負担しています。しかし、こどもの医療費においては、自治体によっては独自の制度を設け、自己負担分を税金を使って補助している場合もあります。
こどもの医療費の仕組み

安易な受診が増えれば、健康保険料の負担増へ
独自の助成制度を設けている自治体では、健康保険が適用される医療費や薬代が無料または低額で済むところもあります。しかし、本来支払うべき自己負担分を自治体が補助してくれたとしても、残りは被保険者や事業主が納める保険料を使って健康保険組合が支払っています。
無料または低額だからといって気軽に病院にかかれば、医療費が増加して健保財政を圧迫し、皆さんの保険料の負担増につながってしまいます。病院の窓口で費用を負担しなかったとしても、こどもの医療費は決して無料ではないということを忘れないでください。
こどもの様子がいつもと違う? と感じたら…
もし、熱があっても機嫌がよく、発熱以外の症状がなければ、慌てて病院に駆け込まず、しばらく様子を見てみましょう。
こどもの症状が今どういう状況なのかを見極めるためには、お子様のふだんの様子をよく知っておくことが大切です。機嫌の良し悪しに加え、食欲の有無、睡眠時間、排泄の回数や量も把握しておくとよいでしょう。鼻水や咳、皮膚、便などにいつもと異なる症状があれば、メモや写真、動画などを撮っておくと、受診の際、医師に伝えるときに役立ちます。

こんなときは受診しよう
診療時間内に受診!
- 熱が3~4日以上続いている
- 咳や嘔吐などほかの症状がみられる
- 発疹が出ている
- 何日も便が出ていない
- 受診したが、熱が下がらない
早急に受診!※夜間や休日は救急外来へ
- 水分がとれず、尿が12時間以上出ていない
- 呼びかけに反応せず、ぐったりしている
- けいれんを起こした
- 嘔吐や腹痛があり、便に血が混じる
- 呼吸が速く、息がしにくそう
- 生後3カ月未満で発熱している
夜間や休日に具合が悪くなったとき、病院に連れていくべきか迷ったら、
小児救急電話相談 #8000
利用時間:午後7時~翌朝8時など、自治体により異なる
小児科医や看護師が適切な対処法や受診先などをアドバイスしてくれます。全国対応、相談無料。
0120-797-227
当健康保険組合では「こころとからだの健康相談サービス」を開設していますのであわせてご利用ください。

